JCS.OITAでは国家資格の取得支援として、電気工事士2種合格講座を開講します。この機会に、就職・転職・キャリアアップに向けて国家資格を取ってみませんか。詳細は下記リンクをご参照ください。

JCS.OITAの電気工事士2種合格講座について

 

東日本大震災の影響による再生エネルギーの普及と省電力化

2011年3月11日に発生した東日本大震災により、再生エネルギーの普及や省エネルギー化が以前よりも注目されるようになりました。今日、ニュースや新聞、雑誌などで取り上げられているスマートグリッドや発送電分離といった政策は、再生エネルギーの普及や省エネルギー化の政策の1つです。

大分県では、国東市、竹田市などで大規模なメガソーラーが建設されており、原子力に替わるエネルギーとしてすでに運用されています。とはいえ、原子力発電の発電量は1基で100万キロワットに対し、メガソーラーは1箇所4万キロワット程度の発電量なので、原子力の代替エネルギーとしてはかなり少ないと言えます。しかもメガソーラーの設置には広大な土地が必要となるので、多く設置するのは困難です。そのため、各家庭の省電力化も必要となってきます。

 

省電力化を促進させるスマートメーターの普及

しかし、現在の電力メーターは専門知識を持った人間以外は電気料金がわからないため、具体的な省電力方法が分かっても、成果が見えず省電力化が進んでいないのが現実です。そこで、スマートメーターと言われる電気料金が見えるメーターが登場します。これにより、各家庭において節約の意識が高まり、省電力化が期待出来ます。

また、発送電分離が実現すると、今まで参入が難しかった新規の電力会社が電気事業に参入しやすくなります。さまざまな企業が参入することにより、各家庭で電気を受け取る会社を選ぶことができるようになるため、価格競争が起こり、電気業金の値下げが期待出来ます。実はこの電気を受取る会社の切り替えを行えるようにするのもスマートメーターの役割なのです。

 

電気工事士は地球を救う職業

このスマートメーターの取り付けには電気工事士の資格を持つ人間が必要です。法律上、家の外における電気工事は、資格を持つ人間以外してはいけないことになっているからです。

今後、私達地球人は放射能汚染のリスクを持つ原子力発電、地球温暖化を促進する火力発電などを害のない再生エネルギーへ切り替えることに力を入れていかなければなりません。その一端を担える電気工事士は地球を救える、やりがいのある職業と言えるのではないでしょうか。